講師紹介

田中拓未 プロフィール

1975年、東京都生まれ。1998年よりドイツ、フライブルク市へ留学。2005年には、スペイン、マヨルカ島において国際音楽祭にヴァイオリニスト、田島隆弘氏と共に招待される。また、2006年11月には、フライブルク市Historische Kaufhaus に於いて独日協会後援による室内楽コンサートを主催する。

2007年に帰国。2008年東京オペラシティにて帰国記念リサイタルを開催。同3月より東京都足立区にある「わたなべ音楽堂」に於いてサロンコンサートシリーズをスタートさせる。聴衆と奏者が一体感を感じられるようなアットホームな演奏会をこころざしている。これまでにバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲演奏会をはじめドイツ3大B(バッハ、ブラームス、ベートーヴェン)によるプログラム、ブラームスヴァイオリンソナタ全曲演奏会、またシューベルト「冬の旅」全曲演奏会など、室内楽を含めてドイツの作曲家の演奏に特に力を入れている。また、これまでに日本、ドイツ国内各地でソロおよび室内楽で200回を超えるコンサートを行う。

2012年7月、横浜、東京、水戸において元ウィーンフィルの主席クラリネット奏者のペーターシュミードル氏とチャリティコンサートを行う。また、11月に元ウィーンフィルコンサートマスターのウェルナーヒンク氏、ウィーンフィル主席チェロ奏者のフリッツドレシャル氏と共に宮城県石巻市、仙台市にて東日本大震災の被災者の為に、ベートーヴェン、シューベルトのピアノトリオを中心にチャリティーコンサートを行う。

2014年マーダックエンターテイメントよりCDアルバム「愛の挨拶」を発売。

これまでにピアノを松下匡美、岡崎悦子、ヘルムート・ブラウスの各氏に師事、またドイツ留学ではフライブルクにてフェリックス・ゴットリ―プ、トロッシンゲンにてヴォルフガング・ヴァーゲンホイザーの各氏に師事、また室内楽をライナー・クースマウル、ミハエル・バウマン、イョルク・ヴィットマンの各氏に師事。

これまでにドイツ州立北ブライスガウ音楽学校、玉川学園大学を歴任。現在オルゲル音楽院、東京未来大学通信過程非常勤講師、たなかピアノレッスンを主宰。

2007年より定期的に音楽を楽しむ会を主催。門下生による試演の場を提供。また、そこから派生した「ピアノを聴く会」は門下生の単独リサイタルをプロデュース。これまでに5回、5人の演奏会が行われた。